マ:あ〜、目がハートになった。初音ちゃんの妄想癖も、20歳になって、グレードアップだね。そうじゃなくって、ボクらが普段乗るような乗用車は、おおまかにつぎのような形の種類分別ができるんだよ。

マ:「セダン」は4人〜6人乗りで、前後2列の座席を装備している4ドアのクルマのこと。ファミリーカーとして、商用車として幅広い層の人に支持を受けているんだ。それと比べて「クーペ」は、セダン同様凸型の形をしているんだけど、セダンよりやや小さく、おおむね2人で前席だけに人が乗ることを想定している2ドアのクルマなんだ。スポーティーなこともあって、若い世代に人気のあるね。
初:ふーん。
マ:「オープン」はわかるよね。
初:うん。屋根のないやつでしょ。
マ:そう、もしくは屋根が折り畳み式になっているようなものもあるんだけど、2ドアで屋根がないクーペって感じかな。
初:ほうほう。
マ:ちょっと大きめの「ワゴン」は、セダンに対して、後部に荷物をのせる大きなスペースをとっていることが特長。商用車として用いることも多いよね。それよりちょっと大きいのが「ミニバン」で、「ワンボックス」なんて呼ばれることもある。6〜8人乗りで、人が乗る部分と荷物が乗る部分が一体化していることが特長としてあげられるね。今、若い人に人気の「SUV」は、やっぱり大きめのクルマなんだけど、多目的な用途に対応したスポーツタイプのクルマなんだ。クーペなんかと用途は似ているけど、パワーがある4輪駆動タイプのものが多くてアウトドア派に人気だね。
初:わーいキャンプだキャンプ〜。
マ:「ハッチバック」は、クルマの後ろに船のハッチのようなはね上げ式ドアが付いているもの。「コンパクト」と呼ばれるエンジンや外形サイズを小さくした規格のクルマの多くがこの種類に当てはまるよね。そして、全長3.4メートル未満、全幅1.48m未満、全高2m未満、エンジン総排気量660cc未満のクルマが、「軽自動車」という感じかな。
初:ほうほう、なるほど、クルマっていろいろな形があるのね。長い説明ご苦労さま〜。マーくん、また腕をあげたわね。
マ:これらのなかから、自分の使い方に合わせたクルマを選ぶことになるわけだ。
初:へー。よくわかったわ。「クルマの形は使い方に合わせた形を選ぶことが大切」ってことね。重要ワードとして、しっかりチェックしておくわよ。

マ:あと、もちろんクルマを選ぶ際には、格好というのも重要な要素だからね。クルマはファッションのひとつ、なんていう人もいるくらいだからね。内装とか色とか、毎日接する可能性のあるものだから、自分の好みにあった、飽きのしないものをしっかり選ぼう。
初:はーい。
マ:まあそういう意味では、初音ちゃんにはミニがぴったりといえるのかな。
初:わーい、わーい。
マ:その他、クルマの性能を考えることも大切だね。FF、FRなどの駆動とか、排気量やなんか気にする人もいるかな。あと性能という意味ではシフト、つまりオートマチック車限定免許をもっている人もいるだろうから、ここもAT(オートマチック車)とかMT(ミッション車)をよく調べておく必要があるよね。
初:そうね。いくら形がよくっても、乗れないクルマじゃこまるものね。
マ:そのほかクルマ選びの歳には、走行距離や年式、税金関係の条件、そしてもちろん価格なんかも、考える必要がある大事な要素といえるよね。これらは、実際に買う車を検索するときに、くわしく見てみようよ。
初:はーい。
マ:じゃあ、さっそく、お店を選ぶためにも、これから本とかインターネットでいろいろ調べてみよう。
初:そうね。じゃあ、たまにはマーくんのおうちにでもおじゃましちゃおうかしら。
マ:え? ボクのうちかい? そ、それはだめだね。
初:えー、なんで〜。お友だちになってかれこれ5年以上は経つけど、そういえばマーくんのおうちのことを聞いていなかったわ。いったいどこにあるのよ〜。
マ:そ、それは秘密です。だめなんです。お嬢さん、あんまりオレの秘密に首を突っ込むと痛い目に遭うぜ〜。すたたたた。
初:あれれ、行っちゃった。まって、マーくん〜。でもどうして、マーくんは自分のおうちのことを探られるのをあんなにかたくなに拒むのかしら??
それは、そんな細かいことまで当サイトの製作者が考えていなかっただけ……との噂もあるが、マーくんのちょっとした謎が残りつつ、物語は次回につづく。