
マ:さあプライスボードのお勉強も4回目。
初:すごおい。ただのボード一枚でこんなに勉強することがあるなんて。
マ:そう、プライスボードの奥の深さっていうのは、男の懐のように深いんだよぉ(涙)
初:あら、浪花節の世界ね。でも、マーくん、クマのあなたは男じゃなくってオスですから。残念っ!! さて、今回のメニューはこちら。
修復歴と前使用者の点検整備記録簿
マ:突然だけど初音ちゃん。もし買ったクルマが以前事故をおこしたクルマだった、なんてことが買った後でわかったらどうだい?
初:え? それはちょっとおどろいちゃうわね。
マ:そういったことがないように、プライスボードでは「修復歴」を確認することができるようになっているんだ。
初:シュウフクレキ?
マ:うん、事故などでクルマの一部が損傷して、それをなおしたことがあるかどうかだよ。販売する中古車の修復歴を「有」「無」で表示するきまりになっているんだ。
初:ふうん。じゃあ、もし修復歴が「無」って表示されていたら、ドアをぶつけたとかバンパーがへこんだとか、そういうことがいっさいないクルマってことになるわけね。
マ:いや、そういうわけではないんだ。よくここを勘違いする人が多いんだけど、修復歴というのは車体の骨格部位、ようは骨格となる重要な部分を著しく損傷して、修復されたことがあるということ。骨格は溶接接合されている部位(部分)だけで、つぎのような部分の損傷だけがこの対象となるんだ。
ボンネットタイプの車 |
| 1.フレーム(サイドメンバー) |
 |
| 2.クロスメンバー |
| 3.フロントインサイドパネル |
4.ピラー
(フロント、センター及びリア) |
| 5.ダッシュパネル |
| 6.ルーフパネル |
| 7.フロアパネル |
| 8.トランクフロアパネル |
9.ラジエターコアサポート
(交換) |
キャブタイプの車 |
ボンネットタイプの1から8に同じ |
マ:つまり、ドアやバンパーなんかはこうした骨格とは見なさないから、損傷しても修復歴にはならないんだよ。
初:なるほど〜。とりあえず、はちゅの場合、修復歴が無ってクルマだけを選べばいいのかしら? でも修復歴があるようなクルマを買う意味なんてあるのかしら? さては、キズモノマニアがいるってことかしら。世の中にはいろいろなマニアがいるもんねぇ。
マ:実は修復歴「有」ということも、マイナス面ばかりではないんだ。もし信頼できる販売店であれば、販売する以上、損傷した部位(部品)を新品に交換したり、しっかり修復しているはずだよね。修復歴「有」のクルマというだけで敬遠されてしまいがちだけど、そのぶん低い価格設定になっている場合が多いから、中にはとてもお買い得なクルマもあるんだよ。
初:なるほどねえ。そいつは思いつかなかったわ。ふんふん。